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海洋エンジニアリングでFPSOの腐食リスクを解決する
協働による成功:スウェージロックがグローバルな専門知識を駆使してターンキーFPSO改修を実現 課題:ドライ・ドック前に判明した重大な腐食リスク 老朽化したFPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)船が、オーストラリア西海岸沖に停泊していました。お客さまは、このFPSO船が深刻な問題を抱えていることに気付きました。応力腐食割れによる小口径チューブ(SBT)の不具合がわずかながら見つかったのです。同船の機械主任技師は、FPSO全体の施工品質およびSBTの整合性に懸念を抱き、全面的な調査を実施することを決定しました。 お客さまはSBT検査および施工品質に関するスウェージロックの評判を耳にしていたことか...
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スウェージロック製品におけるPFASの使用状況を理解する
スウェージロック製品におけるPFASの使用状況に関する専門家の見解:正しい情報に基づいて材料を選定する マーシー・マッカリー、主席材料エンジニア、スウェージロック PFASリファレンス・ガイド(英語) 産業材料や環境規制に関するニュースに注目している方であれば、近年「PFAS」という言葉を耳にする機会が増えていると感じているのではないでしょうか。しかし、PFASとは実際には何を指し、なぜこれほど関心が高まっているのでしょうか。スウェージロックの主席材料エンジニアが、PFASについてわかりやすく解説すると共に、スウェージロック製品においてPFASが担っている役割について説明...
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燃料電池向けの水素純度を確保する
規格に準拠した信頼性の高い水素システムにおいてノズル部(燃料供給口)でのサンプリングが重要な理由 世界のエネルギー情勢がよりクリーンかつ持続可能なソリューションに移行する中、輸送、産業、発電の脱炭素化を進める上で水素は極めて重要な燃料となっています。 水素の有望なアプリケーションとして、プロトン交換膜(PEM)燃料電池への利用が挙げられます。PEM燃料電池を使用することで、自動車や定置システムの高効率化およびゼロ・エミッション化を実現することができます。しかし、燃料電池のパフォーマンス、安全性、寿命は供給される水素の純度によって大きく変わります。よって、その要件の厳しさは、他の産業用途をは...
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バルブの保守/メンテナンス・ガイド
流体システム用バルブの保守/メンテナンスに関するベスト・プラクティス バルブは、産業用流体システムにおいて非常に重要な部品のひとつであり、最適な流量レベルを制御・維持する役割を担っています。バルブの機能が、オペレーション効率、収益性、安全性の鍵を握っていると言っても過言ではありません。したがって、流体システムのバルブの保守や修理は、計画的に行いましょう。 バルブの基本を学ぶ それでは、バルブのメンテナンスや保守に関して、どのような知識が必要なのでしょうか。今回は、産業用バルブのメンテナンスの基本について紹介します。 バルブの適切なメンテナンスは、何から始めればよいのでしょうか? バルブの...
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蒸気圧曲線:状態図から気化プロセスを読み解く
状態図の蒸気圧曲線を活用する 主に化学者が実験の際に活用している「状態図」が、サンプル分析に従事するエンジニアやプラント・マネージャーにとってもかなり便利なツールであることをご存知でしょうか。分析システムによっては、液体サンプルを気化させてガスに相変化してからでないと分析することはできません。基本的に気化は、温度、圧力、流量の微妙なバランスの上に成り立っています。状態図の蒸気圧曲線を使うことで、特定の材料や混合物の相変化を見極めることができます。この状態図と蒸気圧との関係を理解することが重要です。 スウェージロック指定販売会社は、専門スタッフによるサポートを提供しています。 お問い合わせ...
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水素用途に適した継手の構造
燃料電池テクノロジー用の継手に求められる4つの特性 Chuck Hayes、新製品開発主任エンジニア 安全で信頼性が高く、漏れのない燃料電池自動車やインフラを開発するにあたって、非常に手ごわい課題となるのは、水素そのものの性質であると言っても過言ではありません。 水素は低分子ガスです。わずかなすき間からでも容易に漏れ出し、材料内に拡散することがあります。また、自動車産業をはじめとする輸送市場では、70.0 MPaを超える圧力で水素を貯蔵し、車両に必要なエネルギー密度を実現することが必要です。燃料補給ステーションでは、熱や圧力の急激な変化によってシステムが悪影響を受ける可能性があります。貯...
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新たな分野の開拓に向けて:水素燃料電池自動車の開発に関するEmpaの取り組み
新たな分野の開拓に向けて:水素燃料電池自動車の開発に関するEmpaの取り組み スイス連邦材料試験研究所(Empa)は、スイス経済の脱炭素化に向けて、日々先進的な研究を行っています。Empaではモビリティ・デモンストレーター「move」が重要な役割を果たしており、その研究はバッテリー駆動の電気自動車、 水素燃料電池駆動の電気自動車 、合成燃料駆動の自動車といった有望な新技術を、いかに輸送業界に活用していくかに焦点を当てて行われています。 最寄りのスウェージロック指定販売会社に問い合わせる Empaのモビリティ/エネルギー/環境部門の責任者を務めるブリジット・ブーフマン博士は次のように述べて...
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グラブ・サンプリングの一般的な不具合を是正する方法
グラブ・サンプリングの一般的な不具合を是正する方法 Danny Van Den Burg、リージョナル・エリア・マネージャー、フィールド・エンジニアリング(EMEA) 大半の産業用流体システムにおいて、グラブ・サンプリングは非常に重要な役割を担っています。そして、サンプリング・プロセスに関するベスト・プラクティスを構築することで、安全な環境で良好な結果を得ることができます。 プロセス流体の状態を正しく表す良好なサンプルを採取することで、プロセスの状態やオンライン分析器の検証を行うことができ、最終製品が必要な品質仕様を満たしているという確証が得られるため、顧客のニーズに応える一助になります...
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ミディアム・プレッシャー・ボール・バルブ、海洋水力発電装置に採用される
目的に合わせた設計:オーシャン・エッジ・サービス社、数十年の現場経験を活かして海洋水力発電装置を開発 すべては、あるビジョンから始まりました。サンティアゴ・チリ・ゴメス氏は、数十年にわたって海底の大規模なオイル/ガスの掘削プロジェクトに携わってきた経験から、複雑なプロセスの微妙な差異を学んでいました。当時ゴメス氏が勤務していた会社で水力発電装置(HPU)がもう1台必要になった際に、ゴメス氏がその製作を担当することになりました。しかし、ゴメス氏は、過去と同じ轍は踏むまいと心に決めていました。現場での自らの経験と知識を活かし、これまでの不備を是正し、より良いものを作ろうと考えたのです。 そこで...
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北海ガス田におけるオペレーションの成功
システムに関する総合的な専門知識: スウェージロックは北海ガス田の安心を支えます 課題:命運をかけた北海ガス施設の開発 英国に拠点を置く欧州の大手オイル/ガス事業者が、北海におけるガス・コンデンセート田の開発を決定したところ、大きな期待が集まりました。このガス田は、スコットランドのアバディーンから東に約250キロの位置にあり、近隣の処理施設に接続する無人プラットフォームとして設計されました。 北海の不安定な環境という課題に加え、現地では技術的な重要課題にも直面していました。現地のガス井は超高圧高温(uHPHT)に分類されており、そこから発生する腐食性ガスには硫化水素が含まれている可能性が...
